夏の実験講習会で必ず紹介している「ためす君」とは?

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

夏の実験講習会では千葉県や青森県などの他県や、小学生向けの講習会なども行っています。そのときに必ず紹介しているのが「ためす君」というぼくの学芸大学の先輩である川上真哉さんが開発した、電気学習に最適の実験道具です。

ぼくは川上さんとお食事をしたときの居酒屋で見せてもらったのですが、これにはとても感動しました。

これは以前にここでも紹介したもので、人体に微弱な電流を流してLEDが光るということを観察できる面白い実験装置です。

ためす君を指の間に載せると、光る

右手と左手で持った場合、人間の抵抗は約1MΩで、ためす君の電圧は6V。オームの法則をつかって計算をすると、人体に流れている電流は0.006mAなのだそうです。

導通チェックをしている写真

子供と手をつないでも光ります。

痛みを感じるのが1mAくらいだということで、ためす君をもつことによって流れた電流はいたくもかゆくもありません。電流が流れているという感じさえうけないので、ためす君が光ると感動します。ちなみに20mAの電流が人間に流れると死の危険性があるのだとか。

いろいろな実験ができるためす君。小中高と、どの学年でも役立つ実験道具だと思います。しかも安い。川上さんに直接メールをすることで買うことができますので、もしよかったら問い合わせてみてください。1つ200円くらいです。

kawakamiアットマークoa.u-tokyo.ac.jp(アットマークにかえてください)。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。