怖!ストーカーのようについてくるストローの実験
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。今日は静電気を楽しむためのちょっとした実験について紹介します。
冬になり静電気の実験がしやすい時期になってきました。みなさんはどんな実験をしていますか?今日は簡単にできて、自宅でもためせるストローをつかった実験について紹介します。ストローを触れずに意のままに操ることができるので、盛り上がる実験です。こちらの動画を御覧ください。
まるで猛獣使いのように、ストローが意のままに操っていることがわかると思います。今日はこの実験について紹介します。
科学のレシピ
用意するもの
曲がるストロー2本、釘つきの台、フェルト(雑巾(絹)でも可能)
実験方法
まずはストローをまげて、釘つきの台にセットします。この台は単純に釘がでているだけの台です。なお怪我には注意をしましょう。
次に、台につけたストローともう一つのストローをフェルトでこすり、静電気を起こします。
そしてストローどうしをちかづけると、あら不思議!反発してストローがくるくると逃げ回ります。
次にこすったフェルトを近づけてみると…、こんどはくっついてくるではありませんか。今度はストローが追いかけてきます。
以上なのですが、この挙動から、静電気の発生する理由や、その種類などについても考えることができますね。ぜひお試しください。
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桑子 研(くわこけん)
1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。
桑子 研(くわこけん)
1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。