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科学のネタ帳とは?

科学のネタ帳は、家庭でもできる科学実験・スマホを使った科学実験について紹介しています。運営者は学校現場ではたらく理科教師の桑子研です。児童や生徒に科学を身近に感じてほしい楽しんでほしい。そのためにはお父さんお母さんなど、子供により身近にいる大人が知る必要があることを、学校現場で働く中で感じました。そんな思いからこの科学のネタ帳は2010年からはじまりました。

現在はブログの他に、このブログから出版された10冊の本、また大人向けの実験講座などを外部で行っています

科学のネタ帳の理念

「科学実験・遊び」を通して、科学をもっと楽しもう!

私は恥ずかしながら「教員になりたい!」という強い希望をもって仕事に就いたわけではありませんでした。

単なる理科好きで、理科を教えたいという思いのみで教師を目指し、たまたま縁があって女子中高で物理を教えることになりました。

教えていく中で理科が苦手、物理が嫌いという生徒と多く出会い、当初は物理が苦手・もしくは嫌いという生徒が9割にのぼるなど、女子中高で物理を教えるという、アウェーな中での戦いがはじまりました。

ここでは書くことができないような困難なことに遭遇しましたが、生徒に原因を求めるのではなく、私自身の教え方を改善することにより、ずいぶんと生徒のアレルギーをなくすことができました。

いつのまにか物理が好きだという生徒が半分以上になるようになりました

ただ何年続けても、これが8割、9割ということには、残念ながらなりません。それは、理科教師の限界だと思っています。

もっと子供の頃から、自然現象や昆虫などの生き物、電気実験になれ親しむことが大切で、理科好きの素養を育てておく必要があるなと、肌感覚で感じました。

理科教師を視る生徒の目は、特別なものを紹介してくれるマジシャンを見ているような、
そういった感じもしています。特別な変な人が、特別な現象を見せているだけで、身近に感じているようには思えないことがあります。

ではどうすればいいのか。より身近なお父さん・お母さんに実験方法を知ってもらおう!そう思いました。

生徒・子供自身が、自宅で実験をお父さん・お母さんから工作の感覚で楽しんでやったり、外に遊びにでかけて、かたつむりをさわったり、万華鏡を覗いてみたり、真っ赤な夕日を見て疑問に思ったり。

そういった超身近な体験・経験を小さな頃に積んでいくことが大切です。

そのためには、お母さん・お父さんが実験を知って、子供に遊び感覚で教えることができたら、現状を打開できるはずです。

そして、例え同じことを教えるのでも、教員が教えるよりもお父さん、いやより身近なお母さんが教えてくれたほうが、それは子供の心の奥底に触れることができるはずです。

そんな願いを込めて科学実験紹介サイト「科学のネタ帳」をはじめました。

本ブログでは、科学実験のネタを紹介するだけではなく、生徒用の物理の参考書を書いたり、ブログをまとめて、科学実験の本を出版しています

また多くの方の協力や賛同者を得るために、学校や企業と協力して、小学生向け実験教室や、お母様限定の「教えてあげたい科学実験講座」なども開いています。

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また教員向けに全国で、身近な道具をつかって簡単に授業に導入できる実験講座を行ったり、授業をより魅力的に見せるめのiPad等のICTの活用方法についても講演を行っています。

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ぜひお父さん・お母さん・そして先生方、みなさんといっしょに、科学や理科教育を盛り上げていきましょう!もちろん、やっている私達が、楽しみながら(^^)!

今教師ができること

ここで、学校の先生方向けに、今教師は何ができるのかをまとめてみました。できることが、多岐にわたっているからです。

今までの自宅、学校に対して、アナログのアプローチに加えて、デジタルのアプローチを加えてみたのが次の図です。

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自宅×デジタル:動画授業、デジタル教材

学校×デジタル:タブレット、電子黒板

アナログ領域の研究はもとより、デジタルでの遠隔教育についても現在取り組むべき課題です。

理科のジレンマとして、実験を多くすると知識を活用して取り組む問題演習の時間が減ってしまうということがあげられます。

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しかし、「デジタル」分野であるICTをうまく活用すれば、実験が多くて、さらに演習も多い、そんなジレンマを解決する効率的な授業展開ができます。

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具体的には、iPadやiPhoneを使ってKocri等のアプリを使って板書時間を減らしたり、単に知識を仕入れる作業は、動画授業にしてしまう取り組みなども行っています。

例)生徒向け動画

このようにデジタルに時間を投資することで、空き時間を作り実験などのアナログまのを授業に入れていく、そういった工夫をすることが求めらています。

勉強会や講演なども、いろいろな場所で開いています。どこかでお会いできればと思います(^^)