昆虫を実食!「食べられる虫ハンドブック」で味を解説!

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卵はプチプチの歯ごたえ。幼虫は揚げるとノリ風味。糸をとる前の繭をカットして生きたまま取り出した蛹を茹でると、コーンに似た濃厚な旨味が味わえる。ただ蛹には独特のにおいがあり、好みがわかれる。にんにくを加えるか燻製にすると食べやすくなる。

さて、これな何でしょうか?

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為せば成る、洗えば食える、何者も

今何を食べていますか?

ぼくはまだ夕飯を食べていないのですが、
昔食べていたイナゴがなつかしくなります。

みなさんはイナゴなどの昆虫を食べたことがありますか?

長野にいけばハチを食べることがあるようですが、
ぼくは埼玉県に住んでいた頃、
イナゴをとってくるのが仕事だったことがあります。

というのも家の隣が田んぼだったため、
しょっちゅうイナゴがいて、母に取りに行かされていました。

イナゴたくさんいるんですよね〜。

そんなイナゴを袋にたくさんとってきて、
つくだににして食べていました。

食べたのはたぶんイナゴだけでしたが、
そのへんにいるアリを食べてみたり、
ヘビイチゴを食べてみたり、
なんかわかりませんが、そこら中のものを一度食べてみたりしていました。

欲言えば好奇心旺盛?

そんな思い出がある中、
「食べられる虫ハンドブック」を生物の先生から貸していただきました。
これがすごいよかった。

今後世界は人口増加によって、
食糧危機になることが考えられます。

そうしたら何を食べればいいのでしょうか。
食べるものとしてタンパク源になる昆虫は
今後欠かせなくなってくるそうです。

この本には、季節によってどの昆虫がとれて、そして食べられるのか、
そして味はどうなのか、詳しく書かれています。

なかでもいいなとおもったのが、カイコでした。

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食べたら特においしいようで、この本では特におすすめだそうです。
カイコはどんな味がするのでしょうか?

味の説明文を読むと、

卵はプチプチの歯ごたえ。幼虫は揚げるとノリ風味。糸をとる前の繭をカットして生きたまま取り出した蛹を茹でると、コーンに似た濃厚な旨味が味わえる。ただ蛹には独特のにおいがあり、好みがわかれる。にんにくを加えるか燻製にすると食べやすくなる。

おお、面白い。ノリ風味なんですね。一度食べてみたくなりました。
これは昆虫の中では食べやすいほうだそうです。

なんとクワガタも食べられるみたいですよ!

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 為せば成る、洗えば食える、何者も!

とうちの母がいっていたのが思い出されます。

食べられる虫ハンドブック

図鑑のような構成で、それぞれの季節で取れる昆虫が紹介されています。
旬な昆虫をしらべて食べることができます。

これはオススメ。今後は一家に一冊の時代がくるかもしれません。

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