「田原の物理」アプリ!微積と生徒目線のバランスにあっぱれ


田原の物理アプリ

微積とイメージの波状攻撃。

数式だけでは終わらせない。

電子書籍の良い点がもりだくさんの

「田原の物理」アプリが登場!

ついにきた!物理の電子書籍

アップルストアから
参考書の電子書籍アプリ
「田原の物理」がでたという情報を
聞きつけ、さっそく購入をしました。

あの微積で物理の著者の田原先生。
やはり微積をつかって物理に向かっていく
その姿勢にまったく変化はありません。

結論からいうと、すばらしい電子書籍でした。
何がよかったのかを詳しく紹介します。

田原先生にご許可をいただきましたので、
スクリーンショットの紹介もしたいと
思います。

微積を「ちゃんと」

「微積」と聞くとぼくは嫌な思いでばかりが
浮かんできます。

ぼくは運動法方程式は「ma=F」で教えており、
授業では微積表記で書いていません。

しかし塾にいっている生徒は、
運動方程式を微積表記で書いて
問題を解いている生徒がよくいます。

わかっていて使っているのなら、
それでかまわないのです。

でもこれがまったくわかっていないで、
何となく使っていて、
うまくいっていないことがしばしば。

微積はよく切れる万能な包丁
でありますが、
その物理的な作業の意味、
イメージなどが伴っていないと、
危ない包丁でもあります。

そして何か微積でといていると、
かっこよく感じるらしいのです。
(ぼくも高校時代、カッコイイ!と思って、
意味もなく使っていましたから、
生徒をせめられません)

ですからぼくの授業は微積は使わずに
とにかく物理現象重視、
イメージ重視で教えていきます。
(「ぶつりの1・2・3」参照)

ある程度習熟できたころに、
「実はね・・・」と微積を教えていきます。

このとき生徒は目を輝かせて感動をします。

ですが落とし穴に落ちる生徒も多いので、
ぼくは微積で教えるところは力学では、

・等加速度直線運動
・エネルギーや運動量
・単振動
・万有引力による位置エネルギーの導出

など、絞りつつ教えるにとどまっています。

微積とイメージのバランスがいい!

そんな扱いの難しい微積。

それを田原先生は単に数式だけで
バシバシねじ伏せていく
多くの教科書や参考書とは違い、

微積ででてきた数式に対して
v-tグラフを使ってイメージと
合わせているのが、びっくりしました。

これはすごい!

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微積を使ってといたら、

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グラフで説明!すばらしい!

わざわざグラフを持ち出して検討するというのは、
ただしく微積を身につけさせる上で必須です。

でも本を書いている方としては
とっても面倒なんですよね。
わざわざ図を書いてまた同じことを
説明するのは。

それをやっているということは、
生徒の気持ちがしっかりとわかっている
というサインです。

ぼくの話だけだとわからないと思いますから、
「田原の物理」はアップルストアからダウンロードできますので、
ぜひダウンロードしてみてください。

無料で「運動方程式」だけは読めますので、
ぜひそちらを読んで、
ぼくが驚いたグラフでの理解の部分を
体験してほしいと思います。

これがぼくの一番のオススメポイントです。

まだまだあったぞ!良いところ

クレジットカードの登録など少し面倒ですが、
有料版も買ってほしいところです。

本書には電子書籍ならではの、
とってもすばらしいところがあるからです。

まずオールカラーだということ。
そして図のみという紙ではなかなかできない
ページがふんだんに使われているということです。

たとえばこのページ。
3ページにわたって絵だけのページが続きます。

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これは電子じゃないと採算の関係でできません。

そして田原先生が一番力を入れたというのが、
物理シミュレーションです。

ページの中に動画の再生シーンがあり、
その動画をクリックすると
振り子が動き出したり、
斜面の上でボールが転がり出したり。

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まさに「魔法」というべき参考書でした。
面白いな〜。

ちょっと高校生にとってみると、
カード支払いなどの点が壁が高いかもしれませんが、
親にねだって買ってもらうと良いと思います。

レベルとしては、微積を使っているのに
かなり読みやすい作りで中級者、
GMARCHレベルを受ける人なら読める
内容だと思いました。

また紙の本で、「微積で物理」があるので、
ちょっと電子に手がでない人は、
こちらの本をお買い求めください。
(ちょっと厚いですが、
微積をつかってこのわかりやすさは
なかなか見ることができない参考書です)

 

参考

→ 田原の物理アプリダウンロードはこちらから!

微積で物理の田原先生のこちらの本もおすすめです。

微積で楽しく高校物理がわかる本―…

そういえば、ぼくも昔秀和システムで参考書を書く企画がありました〜。

 

実はぼくも現在、東京書籍にて電子書籍の監修をしております。

編集のNさんといっしょに開発をすすめており、

物理の実験ビデオも1から取り直すというNさんの力の入れよう!

ぼくもアイデアをだして、物理ゲームもたくさん入れてあります。

 

近々ご紹介ができるかもしれません!

また物理基礎の本も書いているので、

いろいろご紹介ができればと思っております。

 

次に読みたい記事はこちら!

ぶつりの123