「その炊飯器…ください。」実験で大活躍の電気調理器

ケン博士
 電気鍋が実験で大活躍!サイエンストレーナーの桑子研です。 

学生の頃、家で焼肉パーティーをやるために電気鍋を買いました。その後はたらきはじめてからというもの、焼肉パーティーを家でやることがなくなったので、学校にこの電気鍋を寄付しました。

学校ではこのような電気炊飯器や電気鍋などが実は大活躍します。水を入れてある温度で保温をすることができ、倒してこぼすことも少なく、安全に試験管を入れて保温することができます。今までは化学で主に使っていたのですが、物理の比熱の実験に導入して見たところ、安全に簡単に実験できるようになり快適でした。

実験は100度にした100gの三種類のある金属をそれぞれある量の水にいれて、その水の温度上昇から、金属の比熱を計算するというものです。

ガスバーナーとビーカーを使って金属をそれぞれ温めても良いのですが、ビーカーだと倒してしまう危険性や、温めるまでに時間がかかるということがありました。

電気鍋なら事前にスイッチをいれて一度に全ての金属をあたためておけるので便利。まるでおでんのようです。生徒がそれぞれ取りに来るので、教員は渡すだけで済みました。

電気鍋が大活躍したので嬉しかったです。生徒から家でいらなくなっている電気炊飯器など、捨てる前に、学校に寄付してもらおうという方法もあると、小森栄治先生から聞いたこともありました。

いろいろな工夫がありますね。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。