無料公開!多田将様の「放射線について考えよう。」に涙

ケン博士
これはすごすぎます!本の内容が、無料公開なんて!

あのロン毛で金髪でブーツをはいている、物理学者の多田将先生の書かれた本になるような内容「放射線の知識について」が、無料で公開されたとのことを編集者のKさんからお聞きました。

「放射線について考えよう」全10回

http://radiation.shotada.com/

 実は多田先生は本校に何度か足を運んでくださり生徒向けの講演をお願いしたことがあります。色々なテーマでお話をしてくださいました。

 そもそも多田先生の一般向けの講演会にぼくが通っていたときに、近くにいて、多田先生を紹介してくださった方が、この編集者のKさんでした。職場も近かったことから、Kさんにはいろいろお世話になり、先生を学校へお招きすることができました。

物理学者が暗記パンの非効率さについて語る!多田将先生とドラえもん

 そんなKさんと多田先生が協力をして作ったのがこのサイトだそうです。当初は有料で電子書籍等にしようと思っていたそうですが、より多くの一般の方に必要な知識であるということで、現段階では無料で公開をすることに決めたとのことです。

 連絡をいただきさっそく序章と1章を読んでみたのですが、かわいいイラストがついていて、プロのイラストレーターの方に頼んでいるのでそれなりのコストがかかっているはずです。これを公開してくださるなんて、その思いに心を打たれました。

 また序章では、なぜこの本(現段階ではネット上の記事)を書こうと思ったのか?という多田先生の思いについても触れられており、とにかく序章だけでも必見の内容となっています。

http://radiation.shotada.com/chapter/00/

 多田先生のこの本に対しての思い、科学感について書かれています。科学で重要となる2つの要素、そして放射線の安全・危険は2元論ではなく「程度問題」であるから、個々人が考えて科学的な判断をくださなければいけないという、当たり前なことでありながらななかなできていない、責任を自分に引き戻すことの大切さが語られます。

 本サイトでもできるだけ多くの方に知ってもらいたいと思って、まずはここでご紹介させていただきました。

 次回は第1章の内容をお伝えできればと思いますが、1章分でもかなりの分量もあり、またデータや多田先生お得意のたとえ話など(ゆりの話など(笑))も書かれていたりで、中学2年生から読むことができるという驚きの作りです。

 これが無料なんて信じられません。まずはぜひぜひ皆さんの目でお確かめ下さい。

PS 多田先生の本はこれがぼくは一番すきです。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。