鈴木亮平さんに静電気茶を飲ませるドッキリ!TEH夜会(TBS)に撮影協力しました

ケン博士
鈴木良平さんに静電気茶を!サイエンストレーナーの桑子研です。 

テレビの静電気実験の撮影に協力しました

番組名は「櫻井・有吉THE夜会」という番組で、2017年9月28日(木)に静電気の実験について放送されました。事前に依頼があり、この実験の撮影に協力しました。僕が出るわけではありませんが、静電気の不思議が伝わる良い絵が撮影できました。すでに公式HPに予告編が公開されているので御覧ください。

 先日テレビ局の方(TBS)から「静電気の実験を教えてほしい」という連絡がきました。詳しく話を聞いてみると、静電気の面白さが見ている方に伝わるような番組編成になるような企画ということを伺ったため、取材協力を今回引き受けました。

 内容は鈴木亮平さんというタレントの方が「おれは電気に強い!」ということを豪語しているそうで、であればどれだけ静電気に強いのかを、実際に静電気発生装置(バンデグラフ)や静電気のおもちゃをつかって試すという企画だそうです。バラエティーなのですが、それらを通して静電気発生装置の仕組みや静電気の理解が進む作りになるそうです。

そのような企画の経緯もあり、どのようなことが静電気発生装置(バンデグラフ)でできるのかということを、スタッフの方が知りたかったらしく、様々な実験をお見せしました。

バンデグラフでできる実験

バンデグラフとは次の動画のように静電気を起こすことができる装置です。

バンデグラフというと、大きくて金属の球がついていて、ていかにも危険な装置のように思えるかもしれませんが、実は単にゴムベルトとアクリルの間でおこった静電気をためているだけの装置です。フタをあけると仕組みとしてはとっても簡単、髪の毛を下敷きでこするのと同じことだということがよくわかります。静電気がたつといっても、失神して倒れてしまうような、そんな危ない装置ではありません。

参考 バンデグラフの中身の様子

ぱか!バンデグラフから見た世界!原理丸わかり。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

バンデグラフはただ見た目が怖いということがありますが、電気の動きが頭の中でイメージできるので、仕組みがわかるととてもおもしろく、また身近に静電気を感じることのできる装置です。テレビを通して電気について一般の方にも知っていただくいい機会になると思いました。

スタッフの方に見せた静電気に関係する実験は、

髪の毛が逆立つというもの(ぼくがカツラをかぶってお見せしました)

ライデン瓶という静電気をためる装置の工作と、百人脅し実験
静電気をお茶にためて飲ませるという実験
静電気で蛍光灯をつけるという実験

などです。

いろいろな実験をとおして、面白いと思っていただいたようで、結局バンデグラフの実験を実際に行うことが、その後の編集会議で決まったそうです。ナリカサイエンスアカデミーという教員向けの実験講習会では、バンデグラフを使った実験を毎年紹介していたという経緯もあり、もしかしたら「ナリカ」さんで貸してくれるかもしれない、とスタッフの方にお伝えした所、ナリカさんから無事にレンタルをしたそうです。

静電気のおもしろ実験が多数放送されます

後日、もう一度バンデグラフをつかった実験をテレビ局で撮影したいということで、TBSまで行って、撮影に協力をしてきました。大道具の方が頑張ったためか、電気を通さない、絶縁テープでまいた椅子を作ってくれたこともあり、椅子の上にADの女性の方がたって、バンデグラフに手をふれると、髪の毛がみるみる逆立ちました。

ドライヤーをつかって乾かすなど工夫をして試したところ、9月でここまで立つのか!というくらい、まるで「スーパーサイヤ人」のような感じで髪を逆立てることができました。これには大満足です。ぜひオンエアーを御覧ください。いい絵が撮れたとぼくもうれしくなりました。

また照明を調節して放電したときの静電気の様子を撮影して、バンデグラフの仕組み(帯電球と放電球)を説明するためのカットを撮ったりするなど、1時間ほど撮影に立ち会いました。

後日、喜びのメールをいただき、

女性スタッフの髪が球体のように持ち上がったのは驚きました!(笑)オンエアではバンデグラフの仕組みもしっかりと御紹介出来そうなので、是非ご覧頂ければと思います!

ということで、鈴木亮平さんのリアクションを含めて、うまく撮影できたようです。

放送されたシーンの紹介です。

こんな感じで火花もよくうつりました。

鈴木亮平さんも耐えられなかった静電茶

バンデグラフの他にも、紹介をした静電茶の実験も行い、鈴木亮平さんが飲んですごい良いリアクションがとれているとのいことです。鈴木さんに飲んでいただいたのは、改良版の強力な静電茶です。

改良版をぼくも飲んでみたので、こちらの動画でその恐怖を感じ取って下さい。思わず吹きこぼしました。

またこちらに強力版静電茶の作り方を載せました。作りたい方はこちらを御覧ください。ただしかなり強い電気がながれるのでご注意下さい。

ビリっと吹き出す!電気のお茶(静電気茶・帯電茶)の作り方

静電茶以外の電気おもちゃ

それ以外にも電気をつかったおもちゃを多数番組では紹介されていました。スタジオにあったので見せていただいた所、ホッチキス型、ルービックキューブ型、ペン型と、それぞれ動かそうとすると電気が流れるというびっくりおもちゃでした。

ホッチキス型

ペン型、ルービックキューブ型

 ホッチキス型のものは、鈴木亮平さんや有村架純さんが使っていましたね。

ルービックキューブ型のものについては、僕も見たことがなかったので、触ってみたのですが、ちょっとまわしてみて電気が体にながれてびっくりして、思わず手をはなしてしまいました。その様子を見ていたスタッフの方にも笑われてしまいました。

番組を見た皆さんいかがでしょうか。個人的にはあまり原理の説明まではされずに、ちょっとがっかりしたというところもありましたが、身近にある静電気に少しでも興味をもてるきっかけになればと思っています。

 

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。