ビリっと吹き出す!電気のお茶(静電気茶・帯電茶)の作り方

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研(くわこ けん)です。今日はビリっとシビレル味の電気お茶のレシピを紹介します。 

テレビ局(TBS)の方からバンデグラフ(静電気発生装置)を含め、いろいろな静電気に関する実験について教えて欲しいというお連絡を受けました。そこで静電気をためて飲むという静電気茶について紹介しました。番組名は「櫻井・有吉THE夜会」という番組で、2017年9月28日(木)にこれらの静電気の実験について放送されました。鈴木亮平さんが静電気茶を飲んで、あごが後ろに下がる様子がテレビで紹介されました。詳しくはこちらを御覧ください

今回はこの静電気茶(帯電茶、電気お茶)について作り方ご紹介したいと思います。

静電気茶を飲んでみよう!(12月から2月ころ)

用意するもの

プラスチック製のコップ、アルミ箔、水(またはお茶)、バンデグラフまたは下敷きと雑巾(下敷きと雑巾の場合は乾燥した季節で、静電気が立ちやすいことが条件)です。

実験方法

動画にまとめたのでこちらを御覧ください。

作り方:

① まずアルミ箔の帯を作ります。

② これをプラスチックコップに入れて、

③ そこに水(お茶)を入れます。

④ その後、バンデグラフ(静電気発生装置)または下敷きと雑巾等をつかって静電気をおこして、アルミ箔の帯の表面をなぞります。

これで準備完了です。静電気が水やプラスチックコップの内側にたまります。湿度が高い時期は早めに飲んでみましょう(飲ませてみましょう)。

こども
わぁ!どうなるのかな!!

静電茶を飲んだときの様子

お茶を飲もうとすると…、唇を通して静電気が放電されて、パチっとなる音とともに唇がしびれます。

ウ!

ゲホ!

 ※ 静電気に弱い人や、やりたくない人に無理やりやらせたり、また心臓が弱い人等に行うのはやめて下さい。

こども
ひぇえ~~

私は何度もやって慣れてしまっているので、リアクションが小さめですが、電気が流れたときに、水を吹きこぼすおそれがあります。気をつけて下さい。

簡単にできて見ていても面白いこの一見、水ではなくお茶やジュースでも可能です。お試しください。

静電気が立ちにくい時期に行うなら…強力版の作り方

 湿度が高い日など、静電気があまり起こりにくい日だと上記の方法ではうまく静電気お茶がいかない場合もあります。そんなときに作ると良い、改良版(強力版)について紹介します。鈴木亮平さんが飲んだものも、この改良版の静電電気茶でした。

作り方を説明します。プラスチックコップのまわりをアルミ箔でおおい、その中にお茶を入れます。

 そしてストローをお箸のようにして、中心付近にアルミ箔の帯をお茶の中にたらして、

 バンデグラフでお茶に静電気をためてから、帯を抜きます。この状態でお茶を飲んでみると、静電気がより多くたまった状態になるため、実験が成功します。

 こちらが実際に飲んだときの様子です。かなり強力なのでご注意下さい

おもわず吹き出してしまいました。実験には十分注意をしてください。あわせてこちらものライデン瓶もお試しください。

冬にビックリ!感電のイタズラ実験ライデン瓶の作り方

それでは今年度の後半戦も倒れないように注意をしつつ、頑張っていきましょう(^^)。お茶でも飲んで…ビリ!

なお、別件ですが週末にT-KIDSシェアスクール(T-SITE柏の葉)にて、実験教室を行います。もしよろしければご参加下さい(^^)

・「音の実験教室」(定員16名)です。お申込みはこちらからどうぞ

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。