教師は実は孤独。流されないための6つのヒント

「教師になりたい!」と思って教員になる人もいれば、明確な意思はないのですが「なんとなく理由はうまくいえないけれど教師になった」という人もいるかもしれません。ぼくの場合はどちらかといえば、お恥ずかしながら後者でした。明確な理由があるわけではないけれど、こちらに惹かれていったという感じです。

学生のときはもともと企業志望だったために、企業の採用試験を受け続けました。100社ほどエントリーシートを書いたでしょうか。実際に企業にいき面接を受けたり、自己分析をする中で自分が少しずつ見えてきて、「やっぱり教師かも?」という気持ちが生まれて、教員採用試験へとシフトをしていったという敬意があります。

ただ実際に教師になってみると、毎日が楽し事の連続でした。辛いこともあったとは思いますが、毎日揉まれて成長できていったのかと思います。

時間が経過をしていき落ち着いて周りを見てみると、なんとなく流されているように感じてきました。強い言葉にできずに教師になったこともあり、明確にこうしたいということを思い描いていなく、単に楽しいからということで目の前のことをこなしていったからかもしれません。

教師というの仕事は流されるように仕事をしていくと、どんどん魂が抜けていくことに気が付きました。

そんなときにネジをまき直すためにチェックをしていることがあります。それが就職活動時にも行っていた自己分析です。自分のことが一番わからないのかもしれません。ぼくが行っているネジの巻き直すためのヒントを今回はご紹介します。

・あるべき姿を想像する

今または数年後にどうしていたいというイメージが必要です。実現できるかどうかは問いません。教師は実は孤独なので、社長や企業家が行っているようなミライへのイメージ力は大切です。

・強い決意

ビジョンを実現させるために今日を強い意思で生き抜く必要があります。ときには上司や同僚からのちょっとした誘いを断らなければいけないこともあると思います。またはお願いをしなければいけないこともあると思います。

・新しいことに挑戦

毎日仕事の中へちょっとした挑戦をする必要があります。たまにはお願いをされたことでスケジュール的に無理に見えることでも引き受けてしまうことも必要です。

・楽しむ

仕事の中に少しでも楽しめることを見つけておく必要があります。はたらいた当初は思いもよらなかったのですが、今楽しい授業が、数年後に楽しくなくなっている可能性は多いにあることがわかりました。生徒がいてもいなくても、自分にとって「楽しい」は何なのでしょうか?同じことの繰り返しになっていないでしょうか。

・理性のブレーキ

ああ疲れた、ビールをいっぱいの前に、ここでもうひと踏ん張りが必要なことは多々あります。僕の場合は、その日はビールで休んで朝早く起きてということはよくありますが…。

・他者への心遣い

笑顔で相手に接して、心遣いや、言動を可愛らしいと思えるような心の余地が大切です。時間的にも毎日20パーセントくらいは自由に仕事が動かせるようにゆるく詰めておく必要があります。突発的なこと起きますよね。

以上です。

夏休みが終わりますが、またもう一度立ち返ってみましょう。今日は生徒と郊外へでかけてお茶畑の見学にいってきます。いろいろな人との出会いを大切にしたいと思います。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。