夏季教員の子供向け電気実験教室と子供の集中力について

昨日は本校の教員の子供向けに、実験教室を開催しました。この実験教室は昨年からはじまったもので、今回はぼくも実験講師として参加をして、電気に関する実験教室を行いました。集まった子供は小学2年生から4年生までの合計5名です。実験教室もいろいろな場所で行っているので準備が慣れてきました。でも準備時間に1時間はあるとやはりうれしいですね。

今回は特にきれいに並べてみました。

今回は小学2年生の男の子をはじめて対象にして実験をしたのですが、なかなか難しい側面もありました。やはり低学年になればなるほど、目先の現象に目がとらわれがちで、LEDが光った、光らないなど目に見える現象が起こると、パッと笑顔になるのですが、「なぜ光るのか」「回路がどうなっているのか?」ということについて考えていくことがはじまると、なかなか集中力が持ちません。

対して小学4年生の理科好きな子供はLEDが光るという現象よりも、なぜ光るのか?をよく考えて自分で新しい回路を考えて私が示したのとは違う回路を組み立てることに必死になっていました。また女の子は落ち着いて取り組んでいるような印象を受けました。

このような発達段階の違いというのを間近に感じることができ、とてもおもしろかったです。もう少し低学年がいる場合は、現象面に特化して、色が変わった、光ったという要素を増やしていく必要がありそうです。

また小学1〜3年生男子、4年生女子と5・6年生というように性別も加味して、内容を考えていったり対象を絞ったりするほうがいいような気もしています(男女で分けて募集をするのは、差別的な側面もありあそうですが…)。

参加した小学生のアンケートでは、とても楽しかったがすべての5名ということで、当初とは軌道修正をやりながらおこなったことが結果として「吉」となったようです。やはり回数と経験がものをいいますね。よかった。

私は午前に90分をいただいて行ったのですが、午後には生物の先生がイワシの胃の解剖とプランクトンの観察、豚の心臓と脳の解剖、また化学の先生が液体窒素を使った「極低温の世界」を行いました。いつかぼくの子供も参加させたいと思います(^^)

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。