ハンドスピナーで理科実験【ジャイロ・渦電流ブレーキ】

今年の5月ころ、新宿のロフトにカラーコイルという実験用のバネを買いに行ったときのこと。定員さんが店頭販売でくるくる回る金属状のものをもっていました。

こちらです。

諸事情が有り、後ほど買うことにしました

「これは何ですか?」ときいてみたら、「ハンドスピナー」という製品でアメリカで流行っているのだとか。何に使うのか聴いてみたら、「それはアナタ次第!」と言われました。どういうことなのかさっぱりわからず、その場を立ち去りました。

そして先週、引越し先の最寄り駅にある流山おおたかの森SCというショッピングモールの中のロフトでも同じものが売られていました。「ハンドスピナー」をよく見てみると、遊び道具で暇つぶしの道具なのだそうです。興味がわいてきて持ってみると、ずっしりと思い感じと、一度回すと長い間回り続けるその様子に見入ってしまいました。

これはたしかに面白そうだなと思いましたが、買うまでには至りません。というのも結構高くて2000円くらいしたからです。自分のために買うのはちょっと高いなと思い、諦めました。

そして一昨日行った柏の葉T−SITE「T−KIDSシェアスクール」後に、

T-KIDSシェアスクール「ストロボ写真の解析と電気回路実験」
2017年8月17日、TーSITE柏の葉の「T-KIDSシェアスクール柏の葉」にて、『自由研究でつかえる2実験!ストロボ写真の解析と電気回路...

T−SITEをまわっていると、またレジ前に「ハンドスピーナ−」に出会いました。

もうこれは運命?と思いまたサンプル版を触っていると、驚くことに気が付きました。回転させたまま指で回転させってみると「ジャイロ効果」を地球ゴマと同じくらい感じることができるのです。

実験道具として持っていてもいいかも!?と思い直し、素材をみると合金と書いてありました。磁石につくのかどうかをたしかめたところ、磁石にはつかない素材で出来ています。

これはもしかしたら渦電流ブレーキの実験ができるかもしれないと思い、値段を見ると1000円。実験道具に使うのなら、自分のためではないし安い!と思い早速買ってきました。

さっそく渦電流ブレーキの実験をしてみました。

まず何もないところで回して、止まるまでの時間を測ります。

すると1分40秒でした。

次に磁石の上にのせて、同じように回します。

止まるまでの時間をはかると、なんと56秒でした。

しっかりとブレーキがかかっているようです。面白い。これを2個揃えれば授業中に演示が簡単にできますね(^^)

ハンドスピナー、ジャイロ効果の体験や、渦電流ブレーキにつかえて面白いですよ(^^)ぜひお試しあれ!

その他にも鍋のフタを使ったり、いろいろなものでできる渦電流ブレーキについてまとめました。こちらも合わせてご一読ください。

ハンドスピナーを触らずスグ止めるたった1つの方法
ハンドスピナーを触らずに止める 一昨日紹介したハンドスピナーを触らずに止める方法、それは渦電流ブレーキを使うというものです。 ...

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。