カタカタと動く手押しおもちゃとカム構造に涙

レトロなおもちゃ発見!なんとぼくが生まれたときに使っていたものだそうです。

お盆で帰省をしたときに手押しをすることによってアヒルがカタカタと動く、昔ながらの子供用の遊び道具を眺めていたところ、どのような構造になっているのかが気になりひっくり返してみました。

そうしたら中学校のときに技術でつかった「カム構造」がわかりやすくみられました。

時計回りに回したときは、棒がひっかかりアヒルがうごきます

ここまでは、なんとなく見た目で考えたとおりだったのですが、この道具のすごいなとおもったところは、逆回転をカム構造で防止しているところです。逆に回転をしようとすると、おもつやのアヒルについた棒がひっかかり、回転できません。

反時計回りに回そうとすると、棒がひっかかりってストッパーになります。逆回転防止となります。

そのため子供が押したときには前進をしますが、引いたときには後退をしないので転ばずに安全に使用できます。

アヒルの人形がカタカタなるのは、単に子供が喜ぶという要素のみであると思っていましたが、なるほど逆回転をして転ばないようにするためにも、ついているのだなと一石二鳥のこの昔ながらの遊び道具におどろきました。

ジャイロコマにしろ、キョロちゃんにしろ、この道具にしろ、昔からある玩具というのはかなり考えられて作られたものが多いですね。感動。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。