小学生向け科学教室で感じる子供と大人の大きな違い

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一昨日はNSAの実験講師を2講座連続で、昨日はT−SITE柏の葉にて小学生向け科学実験教室を行いました。こちらは小学生向けの教室について、担当者の方が載せていたものです。

https://www.instagram.com/p/BXKJXvyhTlZ/

どちらも多くの方に参加をしていただき、普段の仕事に加えてでしたので、疲れ果てたという感じではありますが、なんとなくすがすがしい気持ちにもなります。先生方にお会いしたり、また小学生の前で話をすると、いつも活力をもらうからです。

特に小学生の前で話をするというのはとても疲れます。昨日もそうでしたが、ストーリーをいろいろと目の前で変化させていき、子供が面白いと思うものに焦点をあてていく柔軟さが求められるということや、反応がおおきくかえってくるといのがその原因であると思います。

でも、自分を出し切ったという感じにもっともなるのが、小学生向けの実験教室後です。それにしてもなぜ小学生はあんなに元気がいいのかということを考えてみました。

ぼくもそうだったのですが、小学生のころというのは、毎日を全力で生きて、力を使い切っているとう印象です。何をやっても新鮮で、興味がわきます。毎日が成長の連続です(逆に新鮮ではないもの(と思いこんでしまったもの)には目を向けないということもありそうです)。

例えば「歩くこと」一つとっても、スキップをしたり、白い場所しかあるいてはいけないとルールをつけたり、「歩くこと」が遊びになってしまっていたりします。

それが大人になると、いろいろなことができるようになるからこそ、力を使い切らないで終えてしまう日が少しずつ出てくるのではないかなと思っています。大人が「歩くこと」に意識を向けて、それを全力で行おうとすることはなかなかありません。

これが大人と子供の大きな違いのように思っています。

この大人の「出しきっていない」という気持ちは、「ストレス」となっているように思います。また幸福感というのは、自分が今の能力をすべて発揮できた、出し切れたという瞬間に感じるものかもしれません。

毎日を「出し切った」という気持ちで、生きたい。他にもいろいろな理由がありますが、これがぼくが実験教室を行っているということの大きな理由でもあります。

もちろんそのためには準備がとても重要で2〜3倍の時間をかけていますが、今後も機会をいただければ、科学の面白さをお伝えできればと思っています。倒れないように注意して、継続をしていきたいと思います。

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プロフィール

桑子 研
桑子 研(くわこけん) 1981年群馬県生まれ。共立女子中学高等学校の理科教諭を務めるかたわら、サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など科学啓蒙書・参考書・絵本など10冊。東京書籍の教科書編集委員・ナリカサイエンスアカデミー公認講師。

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幼児から高校生までの科学実験教室を全国でひらいています。