一人ではできない!教採対策で困る集団面接の練習法


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教採対策で集団面接の練習法について
レクチャーしてきました。

教員採用試験対策講座の講師をしてきました

先日、教員採用試験を受ける学生または社会人に向けて、
「教員採用試験勉強会」の講師をしてきました。

主催は杉山さんという方で、「teachers college」にお呼ばれしました。

ぼくは何度かこのような会に呼ばれて対策講座を開いたりしていたのですが、
今回は4年前にぼくが教えて、現在S県の教師をしているHさんをアドバイザーとしてつれて
勉強会を開いている学生および社会人10名に向けてセミナーを行ってきました。

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ぼくは大学院時代に、自分が教育系のコースではなかったため、
たった一人で対策をたてなければいけませんでした。

そこで勉強会を立ち上げて、仲間を集めて主催をし、
何度も面接練習などを繰り返して、なんとか合格できたという経緯があります。

このteachers collegeでは、もうメンバー集めは終わっています。
ですから、

今度どうするのか

?何をどうやってトレーニングしていけばいいのか?

そんなことに向けて、「魚の釣り方」を教えるためのプログラムを組みました。

基本的にはぼくたちがいなくなったあとでも、
受講生たちが自分たちで学び合える仕組みを提供するようになっています。

おかげ様で大盛況だったようで、前向きな意見を効くことができました。
(この記事の最後にアンケートの結果も入れてありますので、御覧ください)

今日は、全国の学生が、学生だけで行えるように、集団面接と集団討論の練習の方法について
このセミナーの内容も含めてまとめたいと思います。

教員採用試験にはどのような試験があるのか?

実際の埼玉県の例ですが次のような課題が出されたことがあります。

教員採用試験の一例 埼玉県

試験概要

【第1次試験】

◆7月11日(日):埼玉県立伊奈学園総合高等学校にて

①専門教養60分

②一般教養と教職教養60分

【第2次試験】

◆8月7日(土):埼玉県立伊奈学園総合高等学校にて

①専門教養70分

②適性検査(MMPI)50分

③総合読解60分

◆8月8日(日):埼玉県立伊奈学園総合高等学校にて

①集団討論50分

②個人面接20分

◆8月第3週目のいずれか1日:総合教育センター深谷事務所にて

①集団面接25分

この中で一人でできない対策が、

「集団面接」「集団討論」「小論文」などです。

「集団討論」と「小論文」は実は同時に対策ができます。

というのも、集団討論をやることで、多面的な視点がみにつき、
同じテーマで小論文を書くという繰り返しをしていくことによって、
力がついていくからです。

では集団面接と集団討論をどうするか?についてまとめます。

集団面接のやり方

集団面接はまずはやってみることが大事なので、

受講生の中から面接官を2〜3名、面接を実際にうけるもの5〜7名にわけて、まずはやってみるのがおすすめです。

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質問例を次にあげます。これは面接官を担当する学生にそっと手渡ししました。

上から順番に質問をしていくように作っています。これも実際の採用試験で出された質問項目からもってきました。

○ 自己PR30秒

○ 教師を目指したきっかけ。

○ 挫折した経験は。

○ 上司と意見が食い違ったらどうするか。

○ 教師以外に自分に向いていると思う職業は?

○ 趣味

これだけでも結構やってみると時間がかかります。20分でも終わらないと思います。
ただ20分くらいで質問が全部聞けなくても終わりにして下さい。

はじめてやってみると、緊張して泣き出してしまう人や、話していて言葉につまってしまうことがあるかもしれません。
でも、自分がそうなってしまうということをやはり一度は知っておいてほしいと思います。

はじめからうまくはできませんから、とにかくどういう難しさがあるのかを知るための体験です。
ひと通りやってみたら、受講生どうしでどうだったかの話し合いを絶対に行って下さい。

・自分の気持ち

・うまくできなかったところ

・今度はこうしたいというところ

を色々話し合っていきます。このとき他の学生の改善点をのべることは極力さけてほしいところです。

できるだけよかったところを見つけ出して、褒めあっていくといいと思います。

また面接官をすると、俯瞰して見ることができるので、面接官は受講生の「〜が良かった」
ということについて、フィードバックをしてあげると良いと思います。

集団討論対策

集団討論についてはこちらに詳しくまとめましたので、御覧ください。

受講生の感想

受講生の感想ですが、一番うれしかったのはこちらです。

「今日の研修は本当に「自分たちでやっている」という感じがするグループワークで、今まで受けてきた「先生が基本は支配するグループワーク」とはまた違う感じがしました」

基本的には受講生の主体性にまかせるようなセミナーの構成にしたのが大正解でした。

こちらでアドバイスを出す前に、集団討論後など、受講生どうしで意見が活発にでていたからです。
ほんとうにこのグループにはパワーがあり驚きました。もしかしたら全員受かるかもしれない、
そう感じました。

その他の意見について紹介します。

・ポイントがわかりやすく、フォードバックがためになった。自分たちどうしでは気が付けないことに気がつけた。

・色々な角度から考えたのに全然思い浮かばず、出ていた意見に沿ったものしかいうことができませんでした。もっと経験して考えられるようにしたいです。

・経験が少なく、自分の考えを言えるようにすることで必死でした。まわりの意見を聞いていると自分の意見がわからなくなって、自分の意見をまとめているとまわりの意見が聞けなくなるという感じでした。練習を重ねて冷静に受験したいです。

・面接が個人・集団ともに苦手ですが、具体的な方策が今日見えてきたような気がします。まず自分の意見をまとめてみて、とにかく練習してみます!!

・皆が色々な意見を言っている中で、どんどんあがってしまって、言葉につまってしまいました。自分の言いたいことをうまく伝えることができなかった。違った視点から考えることが大切だと思った。

・グループワークで集団面接・集団討論を初めてできてとても有意義でした。もっと解説してほしかったので、次回は3時間くらいでやってほしいです。

・集団討論の落とし所がうまく見つからず、ただただ全員の意見を聞くのみの姿勢になってしまったことを反省しています。話しにあったとおり、枠を決めて何を話し合うべきか、決めて論点をふくらませたいと感じました。

とのことです。2時間でプログラムを組みましたが、やりきりませんでした。

でももうみなさんなら大丈夫!これからは自分たちでやっていけるでしょう。

こちらの本がおすすめです。

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