見破れる?パイプの中でゆっくり落ちる不思議な物体の仕組み!

今日は考えれば考えるほどに、頭が傾いてしまう実験の紹介です。ご自宅でも簡単にできますのでぜひお試しください(^^)

磁石はアルミにつきません。なので磁石をアルミでできたパイプの近くで動かしても何も影響がないはずです。でも、アルミパイプの中に磁石を入れてみると、考えていたこととは違った現象がおこります。

こちらの動画を御覧ください。磁石をアルミパイプのとなりで落とした時と、次に磁石をアルミパイプので落としたときと2つの映像を撮影しました。

今日はちょっと不思議な実験をご紹介します。

科学のレシピ

用意するもの

アルミパイプ(1m程度の長いものが良い)、ネオジウム磁石×4個

アルミパイプは、ホームセンターやロフトで購入できます。ネオジウム磁石は100円ショップで購入をしました。

実験方法

① アルミパイプのすぐ近くでネオジウム磁石を落としたときの様子を観察します。

② アルミパイプの中で磁石を落としたときの様子を観察します。

③ ネオジウム磁石の磁力をいろいろと変えたときの、落下時間を観察します。

実験結果

実験をしてみると、ネオジウム磁石の磁力が強いほど、落下時間が長くなります。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。この不思議な現象は、高校物理で学習する「渦電流」というものが関係しています。

渦電流は大型の乗り物を非接触で停止させる補助ブレーキなどにも使用されています。電磁気学が面白くなってくる実験です。ぜひご自宅でもお試しください(^^)

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。