磁界の様子を観察しよう!iPad×理科実験

磁界の様子を可視化しよう!

今日は家庭でもぜひやってみてほしい磁石の磁界を見る実験の紹介です。小学校で全部の生徒がやっているのかなとおもってよく生徒にきいてみるのですが、必ずしも全部の小学校ではやっていないようですので、もしやっていないようであれば自宅でも試してみてください(^^)

ぼくもそういった状況であるため、中学校の実験で一度は取り入れるようにしています。またiPadをつかって、磁界の様子を撮影しておくと、あとでスケッチをするときにゆっくりとできます。学校では磁石の磁界を見る実験と、電流が作る磁界を見る実験の2つを入れ替え制で行うときに、iPadで磁界の様子を写真にとっておくと、時間を有効的に使うことができて、実験がスムーズにすすみます。説明さえすれば、ほぼ生徒で実験を勝手に行ってスケッチまでやってくれるので、大助かりです。

今日は、そんな実験の様子についてご紹介します。

科学のレシピ

用意するもの

磁石、実験用シート、方位磁針、厚紙、砂鉄ふりかけ

実験方法

① 磁石を机の上におく

② その上に厚紙をおき、さらに実験用シートをおく

③ 砂鉄を高い位置からまく

④ 厚紙を軽く叩いて、模様をつくりiPadで写真をとる。

⑤ 磁界の向きをコンパスで確認する。

⑥ ふりかけた砂鉄はもう一度砂鉄ふりかけのケースに戻す。

実験結果

こちらは実際に生徒が作ったものをご紹介します。

非常にきれいにできました。叩き方がポイントであまり強く叩きすぎちゃうと磁極にダマができてしまい、磁界の様子がよく見えません。

こちらはNとNの場合です。

シートは磁石にあわせて作りました。こうすることにより指示が明確になるので、生徒が勝手にやるようになります。ちなみに丸い場所は方位磁針を置く場所です。これで磁界の向きを確認します。

ちょっとこの班は叩きすぎていますが、コンパスをおくと磁界の向きがよくわかりますね。

こちらは生徒がとった磁界の様子の写真です。

このように記録に残しておき、スケッチに役立てました。時間があまれば、その分いろいろな実験ができますよね。もしよかったら試してみてくださいね。iPadなら画面も大きいので、スケッチもしやすいのでおすすめです。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。