学校で何かをはじめたいときに必要なのは信用>理屈

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みかんがたくさんとれました。

信用と評判

みなさんはSWITCHもう買いましたか?ちょっと古い話題でしょうか。

同郷の糸井重里さんに活動を2000年頃から見ています。そんな糸井さんがSWITCHという雑誌で特集されているということを知り、さっそく購入してみました。

ゲームのスイッチではなくてすみません汗。

さっそくはじめのほうにあった「信用と評判」というお話がきになりました。

学校での信用と評判

学校でも信用と評判というのは、いろいろな場面でポイントになってきます。例えば私が務めた当初は、評判はありました。いい評判から悪い評判までいろいろあっことを聞いていあす。

・あの先生はわかりやすい、わかりにく、かっこいい、うざい、きもい、ナドナド。

 評判はその時々や反応する生徒によってまちまちで、今とは違いSNSが出始めたころでもあったため、ネット上にいろいろと書かれたこともあります。しかし信用ははじめは「0」でした。信用がたまっていないこの時期では、どれだけ当時「正しい」(と思った)ことをわかりやすいように筋道立てて、生徒に伝えたり、学校でやったりしていても、とにかく周りの人がついてきてくれない、動いてくれないので途中で企画倒れになってしまうことが多くありました。

当時のぼくは、理屈っぽくてとっつきにくい人だったのではないかと思っています(自分としては、当時はそのように感じていなかったのはもちろんですが)。

しかしいろいろと生徒や他の教員の動きをよく観察していると、信用がある生徒や先生が同じことを言うと、見事に周りが動いていくことに気が付きました。

理屈<信用

そのようなことから、毎日の対応を丁寧にすることに意識を向けていくと、信用が少しずつついてきたのか、手伝ってくれる人が少しずつでてきました。自分がやりたいと思ったことが叶いやすくなってきて、学校での居心地がよくなってきたのです。

社会人からしたらあたりまえのことですが、体感をもって理解したことがはじめてでした。

大学院では、「誰が言っているかではなく、何を言っているかをよく考えること」を叩き込まれたような気がしています。でも実際に社会に出てみたらその逆。社会は「誰が言っているか」が、行動を決めるための非常に大切なファクターであったことを肌で感じてびっくりしました。

(これはなぜか?今思っているのは日常に判断を下すことが多いので、日常のなかのちょっとした別れ道のときには信用のある人についていくということなのだと理解しています。)

信用はつけようとしてつくものではない

SWITCHに戻ります。糸井さんは、信用については、つけようとおもってつくものではない、狙っていると逆に信用はあがらない、でも信用を落とさないような努力はできる、というようなことをおっしゃっていて、なるほどなぁと思いました。

僕自身、信用をつけようとおもってはじめは、「対応を丁寧に」という行動を心がけていたのですが、今はどうかというと、約束はまもる、時間におくれない、など小学校のころに学んだことをこなしているだけにすぎないのです。そこに相手の気持ちを考えるという要素が加わっているようには思います。

新任で苦労している先生方も多いとは思いますが、信用は焦らないでやっていれば少しずつついてきて、今ジタバタと孤軍奮闘をしていることも、信用がついてくれば、今後実現する、させることができるようになるはずです。

信用をおとさないためには損を引き受けることも

何かの選択に迷ったときは、信用を第一に考えて、信用を落とさないような行動をとるようにしたいものですね。信用を守ることが非常にムズかしいというような選択も実際にはよくあります。ぼくもフラフラっとしてしまうことがあるのですが、決断のときに目の前の損を引き受けていくことも、1つ考えとしてもっておくことが大切です。実際に自分も損を引き受けたほうがいいと判断をした場面が何度かありました。

 

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プロフィール

桑子 研
桑子 研(くわこけん) 1981年群馬県生まれ。共立女子中学高等学校の理科教諭を務めるかたわら、サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など科学啓蒙書・参考書・絵本など10冊。東京書籍の教科書編集委員・ナリカサイエンスアカデミー公認講師。

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