ドヒャ!科学雑誌Newtonがジブリ映画の図書館にゴッソリ

宮崎駿もニュートンが好きだった!?

先日映画「耳をすませば」を見ていた所、図書館のシーンで思わず一時停止を押してしまいました。それが冒頭の写真です。皆さん、あの今話題の科学雑誌、ニュートンが見えますか?

画面の右下を見てください。

わ!!!

わわわ!!すごい量ありますね。

あの赤い表紙が目印です。しかも科学雑誌のうちの64%(14冊中9冊)をしめていました。ジブリ図書館大好きです。

ニュートンプレスが経営破綻した…。

そんなニュートンを出しているニュートンプレスの経営破たんのニュースが飛び込んできました。

ニュートンが民事再生申請(ロイター)

「Newton」の発行会社ニュートンプレス(東京都渋谷区)は20日、東京地裁に民事再生手続きを申し立てた。

残念に思っている方も非常に多いかと思います。

科学雑誌に未来はあるか~「ニュートン」出版元経営破たんの衝撃(Yahooニュース)

理科少年だった私に科学者へのあこがれを植え付けた、いわゆるビジュアル科学雑誌のニュートン。私は1982年以来35年にもわたり定期購読してきた。そんな私のような定期購読者に、ここ数年、出資をお願いする手紙がたびたび届いていた。iPADで科学教材を開発するための資金だという。

ひとまず雑誌の継続は決まっているようですが、とにかく心配です。

皆さんは科学雑誌のニュートンを読んだことがありますか?理科系に進んだ方、または理科教員でニュートンを読んだことがないという人はいないと思います。

私もニュートンが大好きで、高校生の頃はクラスの書棚にあるニュートンを読みふけっていました。そんなニュートンがまさか映画「耳をすませば」でこんなに多くステルスマーケティングされていることを発見して、とてもうれしくなりました!(そうみればみえるだけで陰謀論みたいですが、ステマといった意図はないとおもいます笑)

実際には宮崎駿が好きなわけじゃなくて、ジブリの背景担当の方が好きだったと思うのですが、この映像を見たときに、ほんとうにびっくりしました。

ニュートンの特徴

ニュートンが秀でていると思う点は、圧倒的なビジュアルです。水に濡れてキラキラと光る熱帯雨林の生き物の写真や、圧倒的なリアル感のある宇宙のイラストなど、一度みるとトイレに飾りたくなるような素敵な紙面が展開されています。

大学に入ってからも、授業でニュートンを扱うようなものもありましたし、創刊当時のものを神保町で探してきたのですが、当時から非常に大きな見開きの絵や写真が掲載されていました。

理系クラスの担任を務めたときには、クラスの生徒にもぜひ読んでほしいと思ってクラス費で買うことを提案すると、大反発を受けました笑。しかたないので、自分のニュートンをクラスにおいて好きになってもらう作戦を展開しましたら、生徒がちらちらと休み時間などに広げている姿が見られ、しめしめと思ったものです。

そんな、そんなニュートンを作っている経営破綻したと言うのです。びっくりしました!ニュートン自体が廃刊になり、今後読めなくなってしまうという自体にはならなかったようですが、日本は科学雑誌が非常に少ないので、暗い気分になりました。

非常に貴重なニュートンをぜひ今後も続けてほしいものです。なかなか売れなかったのも一因だと思いますので、ぜひニュートンを応援するつもりで買ってみてはいかがでしょうか。頑張れ!みんな買おうよ!

別冊はとくにすごいです!

 

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。