三相交流〜チョッパ制御まで数式無しで説明!「交流のしくみ」がすごい!


ブルーバックスの「交流のしくみ」を読みました。

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交流の本は様々にありますが、ここまで数式を使わずに文字と絵だけで
交流を説明しつくすという作業に驚きました。

作りも丁寧で、はじめに直流と交流のお話からはじまります。
電力についてや実効値についても、さらっと説明をしていて、直流をメインにして、
交流の値が決められているということが教科書よりも完結でわかりやすく説明されています。

これは高校生に読ませたい!一冊です。

また交流に流れている正弦波の一つ一つが、
高校物理に出てくるような絵によって説明されています。

数式は使わずに!

これは著者の方の苦労が見える本だな〜と思いました。
また教える上でとっても参考になりました。

また高校物理ではでてこない、その先にある技術である、
パワーエレクトロニクスについての説明も
充実していて、電車などで使われているチョッパ制御のことについても
触れられていました。

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こういうものを見ると、高校物理って交流の分野非常に中途半端に終わっていて、
残念だなと思いました。交流はもう少し説明をすれば、面白いところまで生徒を導けるのに!

また本書に登場した「チョッパ制御」については、昔調べたことがあります。
今はなき、中央線を走っていたオレンジ色の電車、201系の取材をして
生徒といっしょに本を出した時に、技術者の方から、チョッパや回生ブレーキについて
いろいろ教えていただいたことがきっかけでした。

絵の内容、文章、音楽まで、生徒たちと一緒に作りました。
教師はサポートをしただけなので、ほぼ生徒が作り上げたということになります。

生徒への説明が難しかったのですが、この本があのときあれば!と思います。
高校物理だと、交流の原理などは説明しますが、日常生活での関わり、
交流の良さ、直流の良さなどの説明は見られません。

それが、この本では非常に丁寧に、また薄く広く書かれているので、
生徒にとってみたら、勉強をするモチベーションへと繋がる本だな〜と感じています。

三相交流にも触れられていて、身近な物理を感じることができる1冊です。

良い本を買いました!おすすめです(^^) 大人も、高校生も、ぜひ手にとって見て下さい。

※ 中学生だと少しむずかしいかもしれません。

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