くっついからの〜はなれる!ピンポン球と静電気の不思議

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みなさんは導体と不導体ときくと、どんな物質をイメージしますか?導体は電気を通しやすい物質で、不導体は電気を通しやすい物質です。

そうですよね。

導体は金属、不導体はそれ以外のものですね。

では導体と不導体は静電気に対してどのような反応をするのでしょうか。今日はそんな導体と不導体の性質の違いがわかる実験についてご紹介します。

科学のレシピ

用意するもの:
ピンポン球、アルミ箔、発泡スチロール、糸、ビニールテープ、バンデグラフ(ない場合は下敷きと雑巾でも可能です)

1 ピンポン球にアルミ箔をまいて、その上からビニールテープをつかって糸をつけます。発泡スチロールにも同様にビニールテープで糸を取り付けます。

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2 バンデグラフの電源をつけて、ピンポン球を近づけて、様子を観察します。(家庭で行う場合には、下敷きを雑巾でこすって、帯電させたものでも可能です)

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3 発泡スチロールについても、同様にして観察をします。

実験結果:

発泡スチロールは、引き寄せられたままの状態でとどまります。

これは誘電分極と関係があります。髪の毛も同じように静電気によってひっつきますよね。

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対して、ピンポン球をアルミ箔でまいたことにより、導体球となります。バンデグラフに近づけると、ピンポン球は、一度惹きつけられてその後、バンデグラフにより帯電をして、同符号の電荷となり、反発することがわかりますね。

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これは「静電誘導」という言葉と関係がある導体特有の現象です。

ここで、道具についてですが、ピンポン玉を使ったのは、軽くて静電気の影響が目に見えやすいということに関係があります。軽いものであれば、どんなものでもかまいません。

ぜひご自宅でも試してみてくださいね(^^)
冬の乾燥した科学的には良い時期になってきました。
静電気の実験は面白いですね。

こちらもためしてみてください。ライデン瓶の実験は、小学生から大人気ですね。手作りできるものです。

冬にビックリ!感電のイタズラ実験ライデン瓶の作り方
<高校物理復習帳のページへ戻る>  静電気で感電の恐ろしい実験!こんにちわ。サイエンストレーナーの桑子研です。  アルミホイル...

PS
昨日のナリカさんの記事に大きな反響がありおどろいています。

ナリカはなぜ?赤字だとしても実験教室を開くのか。聞いてみた!
今年度からナリカにて実験講師をしています。 先日ナリカさんにいき、次年度のナリカ・サイエンスアカデミー(略称NSA)について打ち...

なんとナリカの内部の方からのご連絡も受けました(勝手に載せてしまってすみません(^^;))。

すると、社員全体が実験を盛り上げようという意識で、
仕事に取り組んでいるとのことでした。

なかなか社員全体の意識を統一するのは難しいですが、
さすが老舗は、長期的な目標をもって行動されているんだなと、
近視眼的に考えていたぼくは恥ずかしくなりました。
本当に素敵な会社ですね。

お気楽にお問い合わせください。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。