ナリカはなぜ?赤字だとしても実験教室を開くのか。聞いてみた!


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今年度からナリカにて実験講師をしています。

先日ナリカさんにいき、次年度のナリカ・サイエンスアカデミー(略称NSA)について打ち合わせをしてきました。

NSAは、株式会社ナリカがおこなっている教員向け実験講習です。いろいろな専門家の先生方が講師となり、様々な実験を教えてくださるのですが、その一つ一つが、実際の授業の中で培われた技術というのがポイントです。

知っていると思っていた実験でも、また違った導入方法、効果的な見せ方を教えていただけるので、毎回驚きの連続です。

この講座が、だいたい1回数千円で受けられます。はじめは普通のお値段かなと思っていたら、この内容でこの値段はすごいなと驚きました。

塾などで行う物理講座なんかは、軽く1万円を超えるのに。

実際にぼくは3年前に、NSAに参加をして、小森栄治先生に出会いました。当時は高校をメインで教えていたので、恥ずかしながら、

中学や小学校の実験の手法を聞くのに役に立つのかな?

と思って参加をしたのですが、これが良い意味で大きく期待を裏切りました。

よく考えれば、小・中・高と、理科はずーっと同じ題材を扱っています。単に少しずつ抽象的になってきて、数式で考える機会がふえていくだけです。

小学校で作った、単なるペットボトルロケットでも、空気抵抗や、断熱変化まで学ぶことができるです。

実際に小森先生に教えてもらった実験を授業に導入してみたところ、大きな効果があらわれました。

しかもNSAを受講している間中、ナリカの社員さんがずっと後ろについて、サポートをしてくれている。これが数千円で受けられるなんて!と驚いていました。

そんなことからNSAにハマり、物理については全て制覇をしました。

少ししてから、NSAの高校物理講座について、講師をしてほしいと声をかけられました。お世話になったNSAですから、準備時間の大変さも想像せずに、すぐに「やってみましょう!」と言ってしまいました。

今年度からまずは試しに3回行うところから始まっています。実際に大変だったのですが、1回目をやってみたら用意した実験が多すぎて紹介できない、という事態に陥りました。

波分野の実験講座を行いました!(NSA第1回目)
昨日はナリカサイエンスアカデミー(NSA)が開かれました。 今年から依頼を受けてぼくも講師になり、第1回目波動編となります。 ...

参加された方の満足度などをみてほっとしたのですが、ずっと不安に思っていたことがあります。それはNSAを開くことによって、ナリカさんが赤字になっているのではないかということでした。ぼくの講座の場合には、2名の社員さんがサポートしてくださったんです。初期というとこや、イージーセンスというセンサー教材をつかっておこなったことがありますが、2名が張り付きということに、驚きました。

さて、先日の打ち合わせの話に戻ります。

次年度の打ち合わせが終わり、ちょっと近くでお食事でもしていきませんか?という、少し砕けた雰囲気になったときに、あの不安について、聞いてみたのですね。

なぜ赤字の場合でも、NSAを行っているのですか?

私の講座、大丈夫でしたか?

すると、このような答えが返ってきたのです(一言一句同じではありません)。

「NSAは赤字でも、いろいろな学校で実験をする先生が増えて、生徒が実験をする機会が増えたらいいんです。

そうすれば、まわりまわってナリカの製品も売れるかもしれません。他社の製品も売れるかもしれません。それでいいんです。

生徒も実験が増えたほうが、科学の楽しさを感じることができるはずです。NSAの目的は、「実験」を盛り上げることにあります。」

(;_;) 感動しました!!

ナリカの製品は、高いものが多いのですが、とにかく耐久性が高く、また性能が高いものが多く、一度かったら長く使えて、そして古くならないのが気に入っていました(手回し発電機で他社さんのとくらべてみるとよくわかります)。

このような思いを持つ、中の人が作っていたのか、と納得をしたのと、NSAに関わってよかったと強く思いました。

次年度は年間6回行うことにしました。まだこうすると決めていませんが、力学を2回、波動を2回、電磁気を2回、ICTなんかも1回くらいやってみたいなと思っています。

まだ計画段階なので、もしリクエストなどがあったら、ぜひ連絡をいただければと思います。

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動画授業をはじめました。


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