ウィークリーの弱点とは?教師にとって最適な手帳を探る1

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みなさんはどんな手帳を使っていますか?

はじめに

私は働いてから壁にぶつかり様々な手帳を使ってきました。そしてある市販の手帳にたどり着くのですが、その手帳も今では使っておらず、とうとう自作した手帳に落ち着いていくのです。なぜこの手帳を作ろうと思ったのか、今まで私が使ってきた手帳と、乗り越えられなかった問題点についてご紹介したいと思います。使った手帳の順番にご紹介します。

※ なお問題点の指摘については、私の個人的な意見であることをご承知おきください。
※ 教師という仕事がらの特性も大いにあります。
※ また私自身がスケジュールを完璧に把握して、働けているわけではないことをご理解ください。

 

ビジネス手帳(ウィークリービュー) おすすめ ★

例えばこちら↓

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ビジネス手帳のウィークビュー型の手帳は、かなり一般的に普及をしていると思います。働き始めた当初、私もはじめはこのウィークビュー型を使うところから、手帳をスタートさせました。ウィークリービュー型は、月曜はじまりのものだと、月曜日にはその先1週間の予定が頭にバッと入ってきます。週ごとに予定を高いところから見下ろすこと、つまり俯瞰ができて便利です。

また紙の手帳の良い所は何といっても、

 

・ペンがあれば瞬時に予定やタスクを記入できること

・パット想定したページを開けること

・パラパラとめくりながら、スケジュール全体を見渡せること

・文字の強調が楽(蛍光ペンを引いて目立たせる)

・すぐにスケジュールを組換することができる

・書くこと自体が楽しい(という一部の人がいる)

 などが挙げられます。そんなの当たり前ではないかと思うかもしれませんが、これはあとでご紹介するGoogleカレンダー等のデジタルの手帳を使ったことがある方は、比較をしてみると、すぐに納得できることだと思います。また当たり前ですが電池が必要ではありませんから、場所を選ばないで使うこともできます。極端な話、ふやけてしまいますがお風呂の中で使うことも可能です。

またこれも紙の特徴だと思いますが、文字に蛍光ペンをひいて強調をさせたり、修正テープや消しゴムなどを使って、タスクの順番を入れ替えたり、メモ書きを余白にしたり、付箋をはりつけたり、資料をマスキングテープで止めたり・・・、ととにかく自由にカスタマイズできます。また手を動かして書くことによって、その事自体が楽しくなったり、自然と記憶するような効果もあります。

 

デメリット

デメリットもあげてみましょう。一番のデメリットは、ページの制約により、週の終わりにいくと未来の見通しが悪くなっていくというところにあります。例えば月曜はじまりの手帳の場合、

 

月曜日 手帳を開いて今日の予定を確認すると、自然に日曜までの予定も確認できる!確認しようとは思っていないのに、計画をたてやすい!

 

水曜日 手帳を開いて今日の予定を確認。過去の火曜や月曜の予定も入ってくる。日曜までの未来の予定も見渡せる。来週の予定は、ページをめくる必要がある。少し見通しが悪くなってくる。

 

金曜日 手帳を開いて今日の予定を確認。日曜までの予定も一緒に入ってくるものの、来週のことが気になる。見通しが悪くなってくる。ページをいったりきたり。

 

このように、金曜あたりまで日にちがたつと、次の1週間を見わたすためには、ページをめくらなければいけません。このため週ごとに思考が切れてしまいます。これが、仕事上ミスを起こす原因になっていきました。日曜に進むに連れて目の前が暗くなっていき、次の月曜にいくとパッと目の前がまた開け、次の1週間先までが見通せる。明るい→暗い→明るい・・・。この月曜から曜日が進むごとに目の前が暗くなっていく問題を「お先真っ暗になる問題」と呼ぶことにします。後述しますが、この「お先真っ暗になる問題」は今後何かとついてまわることになりました。

また教師という仕事柄のデメリットとしては、ウィークリーの俯瞰では不十分なところにあります。少なくても最低2週間先までは見通して行動をしていく必要があります。これらのことから、私のウィークリー手帳は破綻していき、次の手帳へ変えるきっかけとなりました。

続きます。

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