現場発信!教師負担が少なく、明日からできて効果的なタブレット活用法

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みなさんは電子教科書を使っていますか?

いろいろな教材会社から電子教科書が発売されています。
教師のみなさんは、ぜひ出ているものをどれかひとつ買ってみてください。

ぼくも何個か買ってみましたが、

はっきりいってこれは使えない!

そう思いました。

電子教科書の生徒利用にはあまり旨味がないのかなと思っていて、かなり否定的です。

というのも、自分自身が電子教科書で本を読もうとは、
あまり思わないからです。

キンドルなどを使って電子書籍を読むことがあるのですが、
生徒が主体的に読む漫画ならともかく、
いろいろああでもない、こうでもないと考えながら読む教科書の特性からすれば、
目に負担がある電子教科書は、どうなのかな〜とは思っています。

じゃあ電子教科書は使えないのか?

というと、実は大いに活用しています

というの電子教科書に収録されている、動画やインタラクティブな教材が
授業で大活躍するからなんですね。

私は生徒ひとりひとりにタブレットを持たせることには否定的ですが、
(スマホを一人ひとりが授業中で活用をするという場面から想像がつきます)

教師が1つもって、授業で、プロジェクターに投影しながら使う!という方法であれば、
教師にとっての準備の負担も少なく、
生徒もわかりやすい授業になるというメリットのある教具になりうるということを感じています。

しかも導入にさいして、教師のタブレット(自腹)、プロジェクター(学校にある)で
済んでしまいますから、すぐに明日からできることでもあります。

今回は、私が実際に使っている
東京書籍の電子教科書「新編物理基礎」に収録されているインタラクティブ教材の活用方法について
紹介をしたいと思います。

意外に使える電子教科書

ぼくがよく使っているのがインタラクティブ教材です。
この教材、実は私は開発に関わっていて、東京書籍のNさんといっしょに、
入念に打ち合わせをして作り上げていきました。

現場目線を大切にして作ったこともあり、
授業でも本当に使いやすくなっています。

実際に毎年使っています!

今回はそんな電子教科書の活用から、
波の重ねあわせの授業事例を紹介したいと思います。

まずはこちらの動画をごらんください。

これがインタラクティブ教材です。

この教材のポイントは好きなところで波の様子を止めたり、動かしたりできることにあります。

波の分野ではとくに動きが大切になります。
波の重ねあわせの様子はばねなどをつかってみせるのですが、

どうしても早すぎて実際に作図となると、
できない生徒も多く出てきてしまいます。

そんなか活用できるのが電子教科書に収録された「波の重ねあわせ」についての
インタラクティブ教材の活用です。

例えば次のような2つの波を重ねあわせた時、
生徒に考えさせてから、このインタラクティブ教材をつかって確かめます。

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例えば授業内ではこのような感じで活用をしました。

ぴったりと重なって、作図の様子と比べた時に、おもわず声がでているのがわかりますね。

このようなことは、ありきたりの「動画」ではおこりません
目の前でやったからこそ、生まれる感動だと思います。

もちろんこのような電子的な教材は限界があるので、
この前後で実際のばねをつかって、実物の様子も見せています。

こうすることで、デジタルとアナログがお互いに補完をしあい、
生徒にもわかりやすい授業になるというわけです。

みなさんは学校でどのような工夫をしていますか?

ぜひ教えて下さい。

 2014/12/10

まなデジさんがこの記事について紹介してくれました。

東京書籍のデジタル教科書についてはこちらを参考にどうぞ!

それでは!Enjoy science!

勉強会の講師をします!

なお、名古屋でタブレット活用に関しての勉強会の講師をすることになりました。

来年度の2月14日になります。ぜひお近くの先生方はお集りください。
また交流の場も用意しようと思いますので、みなさんもぜひいろいろな教材を
教えて下さい!

次の科学のタネ

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だれでもわかる!縦波の変換方法

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プロフィール

桑子 研
桑子 研理科教師。全国で教員向けの物理実験講座、ICT活用講座、子供向けの科学実験講座、時短セミナーなどを行っている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)など10冊。

科学実験講座のお申込み

教師のための理科実験講座を開講しています。明日から使えるおてがるなものを中心に、実験を体験できる講座です。

5/19(金) C 力学① (ビースピ・iPad等)
7/21(金) C 波動① (気柱の共鳴等)
7/29(土) A 力学② (力学台車の活用)
7/29(土) B ICTの活用 (電子黒板等)