教師必見!板書に必須のイラストの物理学。

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ケン博士
これは驚いた!イラストと物理の関係!こんにちわ。サイエンストレーナーの桑子研です。

MdNって知っていますか?

MdNって知っていますか?

毎月でるデザインの雑誌なんですけど、結構これが面白くて、よく読んでいます。

そして今回の特集がすごい面白かったので紹介します。
なんと「イラストにひそむ物理学」が特集されたんですね!!

どういう特集かというと、爆発、液体、炎、煙、魔法を描くときの物理学ということで、
重力をどうやって絵に表現するといいのかというのが細かく書かれています。

例えばこんな感じです。

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こちらは水を書くときにどうやって書くといいのかということについて、
いろいろな水を例にして説明されていました。その一つの絵です。

ホースを上に向けた場合んは、
重力によって勢いを失う感じを表現するといいということが書かれています。

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こちらは建物爆発風景、爆心地から放射状に書くなどのコツがあるそうです。
よくみると、爆発物が放物線を描くようになっていますね。これもコツの一つなのだとか。

軽そうなものは遠くに飛ばし、重そうなものは爆心地近くにセッティングをしていきます。

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これは炎の書き方。吹き出し口は勢いをつけて、遠くになると
ランダムに発散させるように描くというのがコツだそうです。

そしてこの特集の面白いところは、じゃあ漫画家やアニメーターはどう表現をしているかということで、
こちらは漫画「NARUTO」の炎の例。

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このように実際にプロの絵をみながら、どのように表現されているのかを
学んでいくという作り方です。

この他にも「AKIRA」やドラゴンボールなどが例として挙げられていました。

よくみると、漫画って物理表現の宝庫じゃない!!

と気がつく特集でした。

これは面白い!!ぜひおすすめしたい!!

最後にあった、魔法の物理っていうのもちょっとおかしいのですが、魔法をどうやって現実味をおびさせて
見せるのか?という手ほどきには、 驚きました。

授業で黒板に絵をかくときにちょっと参考になりそうな本で、ぼくとしてはすごいお勧めです。

今月号は理科の先生方、ぜひ手にとってみてください。

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