[まとめ]これはスゴイ!iPadの物理デジタル教科書アプリが使える件


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電子教科書なんて使えないよ。

ぼくははじめそう思いました。

しかし使ってみて、
全く違った景色がみえたのです!例えば教材が入っているんですよ!

電子教科書どう思いますか?

みなさんは学校で電子教科書を使って教えていますか?
または生徒がiPadをもっていて、そこにいれてっていうような
武雄市みたいな先進的な学校もあるかもしれません。

うらやましい。

ぼくの学校ではもちろんiPad配布はありません。
だからといって電子書籍が使いものにならないのか。

ぼくはキンドルなどの電子書籍端末をもっています。
また電子教科書を他のものですが読んだことがあります。

ページめくりに時間がかかったり、
このあたりのページを開きたいってときにもたついたり。

電子は重さがなくていいところも多いのですが、
検索機能がしっかりしていないと使い物にならなかったりと、
問題点も多くあるなという印象があります。

そして東京書籍の新編物理基礎、電子書籍版が発売されました。

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4000円位することなど、少々高い!

でも使ってみました。
というか開発に携わったのです。

実は「物理」に関しては、
iPadに最適化させたばかりではなく、生徒が楽しめるように教師が授業で使えるように、
様々なインタラクティブ教材が入っているんです。

そしてテスト版を学校でどんどん使っていきました。
だから言えることがあるんですが、この電子書籍、
教師こそいれてほしいんですよね!

何がオススメなのか。

ぼくははっきりいって、電子教科書に懐疑的でした。
というのも、生徒にとって目の負担になるし、
単なるメモをとるなどは、紙の教科書に鉛筆で十分です。

しかしこの開発に携わらせていただいたおかげで、
電子の2つの良さに気が付きました!

このデジタル教科書は今までのデジタル教科書に比べて圧倒的な違いがあります。

1つ目が丁寧に編集した実験動画

デジタル教科書の良い所は、やはり動画が入ることでしょう。だからまずは動画に力を入れました。
今回の教科書は、今までの動画とは全く違う。

デジタル教科書といっても、実は教師が掲示用に見せるために撮影した動画を
差し込んでいるものが実は多いですよね。

そういったものはとにかく説明が少ないんです。

だから、丁寧に解説をいれながら、iPadで見ることを想定として動画を「撮り直し」ました。

つまりイチからやり直したんですよ。

このときに絵コンテを見ながら、解説や実験動画の撮影やアドバイスをさせていただきました。

解説は多くもなく少なくもなく、絵でわかるところは絵で感じ取ってもらいたいという
気持ちで、分量を調整しました。

撮影が終わった動画をチェックしていたのですが、これはすごい上質なできです。
例えるならNHKの実験教室のような丁寧な作りです。

ぜひ見ていただきたいですね。

とくに見ていただきたいのが、定常波の様子。
ウェーブマシーンをつかってよくこんなに綺麗にとれたなと驚きました。

これらの動画が、電子教科書の単元のところについていて、
ボタンをおすと動画を見ることができるというような作りになっています。

実はこっちが目玉!インタラクティブ教材

ここまでは普通の電子教科書なら考えのつくところですよね。

次のところがすごいんです。こっち面白いんですよ。

もう1つの特徴、それは開発時にはぼくはその重要性に
気が付かなかったおまけ機能の「インタラクティブ教材」を入れたところです。

この結果、この電子教科書は、遊べる教科書に生まれ変わったんです。

これは東京書籍のNさんがぜひ加えたいがどうか?と相談を受けたとき、
初めて見せていだきました。

手でいろいろな設定が変えられてiPad上で実験ができるというものです。

これがとことん面白い!!

当初はこのすごさに気が付かなかったのですが、
さらに追加しようということで、
自分でアイデア出しをして作っていただいたり、
細かな点を改良していただいたりして、
これは授業で使える!という確信が高まっていきました。

ざっとまとめたので紹介します。詳しくは写真をクリックしてください。

その1 「ベクトルの合成」を考えることができる力のつり合いゲーム

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これは2つのベクトルを頭の中で合成して、つり合うように力を引いていくゲームです。
マス目を数えたりしなければいけないので、ベクトルの知識がしっかりとついているかどうかが、
問われるゲームになっています。

物理を苦手とする生徒は、一般的にベクトルができませんよね。

ですからこのベクトルゲームは遊んでいるうちに、
こういうものか、と学べる作りになっているのが特徴ですね。

その2  磁場の向きを手でなぞって、いつのまにか回転方向が身につくゲーム

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こちらはアイデア出しで、こういうのがほしい!とぼくがお願いをして作っていただいたものです。
これは磁場の向きをなぞっていくというゲームです。

まずは動画を御覧ください。

コイルに電流を流した時にどっちむきに磁場ができるか?
直線導線ならどうなるか?

手でなぞるから、体験できて覚えていくことができます。

これも面白いんですね。生徒に渡して、描かせたりをしています。
やはりなぞるって作業が楽しいみたいですよ。

その3 波の反射ゲーム

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これはNさんがすでに作っていたゲームです。
これがすごい授業で役に立ったんですね。

まずは生徒の前で実際に、バネやウェーブマシーンをつかって演示実験をしておきます。
その後教室では、その様子を電子教科書で定常波の動画を見せます。

次にインタラクティブなこのゲームをプロジェクターで写します。

このゲームでは、自由端・固定端が選べたり、パルス波はじめ、いろいろな形の波がだせます。

いろいろな波が壁で反射していく様子がみられたり、時間を止めたりできる。
これは波動の学習でとっても大切なことだとおもうんです。

しかも黒板に直接投影すれば、その上から合成波を作図することだってできちゃいます。

これは最高!

その4 iPadで加速度を体験

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iPadにはデフォルトの機能として加速度センサーが入っています。

これを画面に表示させてしまおう!これがこの加速度センサーのゲームです。
これは単に、振ったりすると、x、y、zのグラフがそれぞれの方向で反応するというものです。

単にそれだけなんだけど、これが面白い。加速度が記録されていくんですから。

例えば電車の中で持っていると、発射のときにどうなるのか、
エレベーターの中でもってみるとどうなるのか?

生徒は好奇心を刺激される事間違いないとおもいます。

その5 位置エネルギー早探しゲーム

 

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これはぼくが出したアイデアが実現したゲームです。
画面に3つのボールが出現します。

これらのボールについて、位置エネルギーの大きい順番にタップしていくというだけのゲーム。

すべてのボールをタップすると、ボールが落ちていきます。
そしてそのボールのしずみ具合から位置エネルギーの大きさが判定されるという作りです。

単純ながら面白いゲームとなりました。

ぼくも結構間違えてしまうという、、、。

その6 音が自由自在に出せる!サウンドジェネレーター

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これもおもしろいですよ〜。

様々な電子音がだせるんです。しかも上に波長もイメージしていますから、
波長が短いと高い音がなるというのも実際に音で感じて、目でみて感じてという教材です。

またさらにすごいのは、2つの音が同時にだせるということ。

もうお気づきですね!うなりができるんですね〜。これがおっもしろかった!
実際に電子音でもうなるんですよ。

これを教室でやってみたら、生徒は大感動でしたよ!

これで4000円ならむしろ安いんじゃないか?でもこれだけじゃない。

ここで紹介したのはその一部なんですね!
以下の画像の+とついているものが全てのインタラクティブな教材なんですよ。

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数をかぞえてみると、、、24個!!

「でも全部がこんなにおもしろいものではないんでしょ?」

そう思うかもしれません。たしかにそうなんですよ。
もちろん授業で使えそうもないもの、単なる微積の説明のもの、
などいろいろなものがありますが、

面白いものもまだまだあります。

そしてそれら全てが、インタラクティブな作りになっていて、
パラメーターをこちらで動かすことができるんですよね。

これがまたいいんです。動画よりもよっぽどぼくは感動しました。

実際の授業の活用については、こちらにまとめました。もしよかったら御覧ください。

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とにかく良く出来ています。ぜひみなさんに触っていただきたい。
そして授業で活用をしてほしいな〜と思っています。

詳しくはこちらからどうぞ

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