科学史と神様の関係は意外に深かった!「物理学と神」の感想


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神様と物理学の以外な関係。
怪しい話ではないんです。

科学の発展と神様の居場所についての
本の紹介です。

あなたは、神を信じますか?

神様を信じている人はいますか?

あなたはどうなんだ?と思うかもしれませんが、
ぼくはというと、無宗教だと思っていたのですが、
日本人としてやはり神様を信じてるところがあります。

正月になると必死になって初詣で願い事をしています。
また何か悪いことをすると、あとでバチがあたるという
なんとなくの思い込みがあります。

ミミズにおしっこをかけると○○が腫れるといわれてから
恐ろしくて夢に出てきて、その後は絶対にかけたりしません。

これらは、神を信じているわけではないかもしれませんが、
一種の信じるものがあるということではあるのかなと思っています。
日本人はそんな自然の宗教の人が多いのでしょうね。

そんな中、先日「物理学と神」という本を読みました。

物理学と神
池内 了

この本は科学の発展と神がどのように関わってきたのかを紹介している本です。
「科学と神」はせめぎ合い、時代とともに戦いが起こってきました。

この本で言う神とはキリスト教の神様です。
神は聖書では地球にいることになっています。

しかし、ニュートンやガリレオが聖書の矛盾点を科学によって指摘すると、神は地球から宇宙を支配している存在として、捉えられなおされます(聖書の解釈を協会が少し変えました)。

そして宇宙は「無限」であるという考え方と、「神の万能さ」という考え方が一致して、神は宇宙に落ち着きます。

しかし、宇宙は「点」で始まり、終わりがあるとするビックバン理論が出てくると、「神=無限」のイメージが崩れ、神は宇宙にも居場所をなくしてしまいます。

そこでビックバンそのものを作ったのが神だという捉え方に移っていきます。

宇宙のはじまるビックバンの瞬間には、原子よりも小さな1点に高エネルギーが集まった状態で、量子力学という小さい世界の物理を考えなければいけません。

神様は大きな大きな宇宙から、小さな小さな原子の中へと移り住みます。

量子力学は現在でも研究が続けられており、神が今後どこに行くのか目がはなせません。

この本が言いたいことは、「神なんかでっちあげだ!」ということではなく、その時代の神を捉えることにより、科学の流れや時代の流れを正確に捉えることができるということ。

事実として多くの科学者が神の存在を信じて研究をしています。

また科学がどんなに進歩しても、神は姿形を変えながら、私たちの前に立ちはだかっているということも見逃してはいけないことです。

科学は決して万能なものではなりません。

ぼくの思い出からすると、高校時代の理科は矛盾がなく、「理科ってすごい!」と、毎時間カンドウしたものです。

でも種明かしをすれば、分かっていることしか教科書には載っていないので、キレイに見えるだけという側面もあります。

摩擦力の話でさえ、小さくみていくとまだよくわかっていないことがあります。
それは神が住み着いている状態なのかもしれません。

ぼくたちの足の裏に、もしかしたら神様がいて、こっちを見ているのかもしれませんね。

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